【Project Highrise】ビルを経営しよう 第3回『オーバーレイ』【攻略】
「Project Highrise」の第3回は「影響力」 の説明をしようと思いましたが、ゲーム中に躓くことが多いであろうトラブルの解決方法について、「オーバーレイ」機能から説明したいと思います。
この記事は、パソコンとタブレットに最適化されています。スマートフォンで見られる場合は、画像等が大きく見辛い場合があります。ご了承ください。
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「オーバーレイ」って?
画面左上にある3つ並んだボタンの一番左が「オーバーレイ」です。
それぞれの意味と、どのような影響があるかについて分かっている範囲で説明します。
Satisfaction:満足度
満足度は、テナントの満足度を画面上に表示します。色が明るい緑になるほどテナントやサービスは満足しており、明るい赤になるほど不満を持っています。
この画面を見て考える順番としては、まず第1に赤色になっている部分について、テナントやサービスをクリックして「何に不満があるのか」を確認することが重要です。
例えば、 が赤くなっていますが、なぜなのかクリックしてみます。
このサービスは、「Home Cleaners」サービスといって、住宅のクリーニングをするサービスです。
見てみると、「Satisfaction」つまり満足度は となっており、満足していないご様子。
大抵の場合、その理由は下に書いてあります。今回は「Could not dispose of our trash yesterday.Need more trash bin on this floor.」と、同じように似た内容で「~recycling bins on this floor.」と書いてあります。
要するに、「昨日ゴミ捨てられなかったんだけど!ゴミBOXとリサイクルBOXを同じフロアに設置してくれよ!」と言ってる訳ですね。最初の建設時に条件が表示されていたはずですが、よく確認せずに設置してしまった為、従業員が不満に思っていたようです。
それでは対応です。
コンストラクションメニューの「Trash」タブから、「ゴミBOX」と「リサイクルBOX」を同じフロアに設置しました。
その後、時間を早送りして様子を見てみると・・・・・
「Satisfaction(満足度)」がニコニコ顔になり、緑の上向きの△が表示されました。
この緑の上向きの△は「満足度が上がっています」という事です。
どうやら、ご納得頂けたようです。良かった。
サービスの場合は、どんなに「Satisfaction」が低くても、サービスが止まる事はありませんが、テナントの不満が大きくなった場合は、しばらくすると出て行ってしまいます。
テナントが出て行ってしまうと、新しいテナントを入れるのにかなりの費用が掛かってしまう為、テナントの満足度はこまめにチェックし、問題が起きていないか確認しましょう。
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Profilability:採算性
採算性とは、「レストラン」や「カフェ」、「ストア」などの商業施設において利益が出ているかどうかを示しています。
色が明るい緑になるほどテナントやサービスは儲かっており、明るい赤になるほど儲かっていない事を示しています。
この画面を見て考える順番としては、まず第1に赤色になっている部分について、テナントやサービスをクリックして「何に問題があるのか」を確認することが重要です。
それでは、最上階の赤くなっているレストラン をクリックしてみます。
「Satisfaction(満足度)」は となっているので満足はしている様ですが、採算は取れていないようです。
下のコメントを見てみます。
「We like being in a high traffic area」は、「人通りの多い場所で良い」と喜んでいます。
「We did not turn a profit yesterday. There are too few customers or too much competition.」は、要約すると「昨日の営業は元を取れなかった。少ない顧客に対して、競争相手が多すぎます。」と言っています。同じ種類の店舗が多すぎたり、オフィスや賃貸アパートの住民、来街者が少なすぎるとこのようなメッセージが表示され、低評価になります。
「We`re gaining more regular customers.」は、「私たちはより多くの常連客を獲得しました」という意味です。常連客が増える事により、お店の評価も向上します。
その日に「店を訪れた顧客数」と「獲得した常連客数」については、一番下の「Tenant Details」に表示されます。
「Revenues」とは「収入」の事で、一番上の「~today」は今日の収入。二番目の「~yesterday」は昨日の収入です。
We had ~ customers yesterday. が「昨日~人の顧客が来ました。」と言う事です。
We have ~ regulars who like us! が「私たちは~人の常連客を持っています。」という事です。
面白い点として、「Tenant Details」の1番目から3番目のデータは、常時日付が変わるたびに更新されますが、4番目の「常連客数」については、日付が変わってもリセットされず累積になるので、どれだけ常連客がいるか次第で、このお店が儲かるかどうかが決まってくると思われます。
さて、話が少しずれましたが、要は赤字の店舗は「客が少ないわ!」とお怒りな訳です。
根本的に、客を増やすしか改善策は無いので、「地下鉄」 を作る事や、Buzzの「コマーシャルプロモーション」で宣伝して来街者を増やしたりする事が考えられます。
最も効果的なのは、オフィスや賃貸アパートの数を増やす事です。ただ、全ての店舗を満足させる為には、かなりの数を作成しなければならないでしょう。
また、同じ系統の店舗を乱立させていないかも注意が必要です。様々な店舗をランダムに配置するのは問題ありませんが、同じ系統の店を近くに配置すると競合相手が増える事になり、それぞれの店舗の収益が減ってしまうので気を付けましょう。
配置の良い例
配置の悪い例
また、余談ですが店舗によって「朝食」「昼食」「夕食」「お酒」と提供するサービスが違います。「朝食」提供型の店舗ばかり作りすぎたりしていませんか?
9月13日追記:店舗の提供サービスの説明に「お酒」を追加しました。
例えば、出勤前のオフィスワーカー達や賃貸アパートの住民などは、「朝はやっぱりス○バのコーヒーを飲まないと」などのように、コーヒーを提供する店舗に立ち寄ったりします。
また、中規模以上のオフィスになると、「夜のディナーが食べられる飲食店がないと困る」など、要求があったりします。
店舗が提供するものを確認してから、あまり競合しない様に注意して建設しましょう。
店舗の提供している内容を確認する場合は、店舗のテナント募集メニューのテナント候補情報の上から3番目に記載されています。
(画像の例では「Serves lunch and dinner.」となっているので、「昼食」と「夕食」を提供する店ということが分かりますね。
また、この「朝食」「昼食」「夕食」のレストラン等の内容は、上位のオフィスや上位の賃貸アパートなどの「アンロック条件」になっているので、『建設の条件になっている「レストラン」を沢山建設したのに、何故かアンロックが解除されない!Why!?』とならないよう注意しましょう。
Aesthetics:美学
「こ、これは素晴らしい絵ですね!」「分かるかね君」 そんな声が聞こえるような気がする「美学」を上位テナントの方々は欲します。
Aestheticsにチェックを入れると、美術品等が飾られている場所を中心に、美学レベルがどこが高いのかが表示されます。
美学レベルは、上位のオフィスや賃貸アパートなどでは、「近くに美術品がある所が良い(美学が高いところがいい)」などの評価があり、美学レベルが高い場所だとテナントからの評価が上がったりします。
※筆者が作った空中回廊の美術フロア。誰も見向きもせず通り過ぎるだけ。(早く立ち止まって眺めるアクションや、椅子に座るアクションが見たいよ~。椅子に座るアクションなどは、システムとして仕様外な模様)
基本的に、美術品を展示するとビルの「Prestage(品格)」レベルも上がり、様々なアンロックが解除されるので、余ったフロアなどがあった場合に美術フロアにしてみたり、オーナーの気が済むまでオリジナルのビルを作っても良いでしょう。
また、大型アートはBuzz(話題)や影響力を生み出したり、アウトドアアートは美術品を見る為に来街者がやってくることもあります。(現段階では、『美術品を見た帰りに買い物をして帰る』などの、遡上効果はシステムとして組み込まれていない様ですが、来街者数がアンロック条件になるものも今後あるかもしれません)
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View:景観
「Hahahaha!見ろ、人がゴミの様だ!」と○○○が言ったのと同じく、上流階級は高い所で平民を見下ろすのが大好きです。
このゲームでも例外でなく、上位のテナント程、「高いフロアが良い」と高い所ほど評価が上がる傾向があります。
画像を見ると分かるように、高い位置ほど緑色=良い評価になっています。
※例外の例外として、「低いフロアが良い」というテナントもあるので注意!
フロアの高さ等によって、評価が上下するのを確かめる場所は、それぞれのテナント候補をクリックした詳細に記載されています。
1度簡単に、第1回目の記事で説明をしましたが、復習を兼ねて説明します。
Needs ~ は、電力やガスなどの基本的なユーティリティが必要って事ですね。必要なユーティリティはマークで判別できます。
「Prefers upper floors」、これが今説明している「高いフロアを好む」という意味です。(意訳)
逆に、「Hates」というのは「嫌悪する」という意味なので、「好まない」という事です。
あとでも記述しますが、「High trafic」というのは「通行量が多い」、「Begin close to elevators」というのは、「エレベータの近く」、「noisy areas」というのは「うるさい場所」、「smelly areas」というのは「臭い場所」という意味です。
この画像のテナントの場合、全てに「Hates」が付いてますから、「基本的なユーティリティはもちろんだけど~、高くて展望が良くって~、人が通らなくて静かで~、エレベーターの音もうるさいからエレベーターからちょっと離れてて~、近くに店とかが無くて静かで~、臭くない所がいいな~」と住人は言ってる訳です。まさに贅沢!まさにVIP!我が家の子どもの騒音もなんとかしてください!
※実際には、「なんとかの店が欲しい」だの「なんとかの店はもっと多くないと」等ともっと要求が多いです。
さてさて、そんな良い場所は見つかるのか。個々の項目について、さらに解説していきます。
Trafic:交通量
交通量は、主に「ストア」や「カフェ」、「レストラン」などが重視する項目です。オフィスの一部でも交通量を重視するオフィスが存在します。
マップ左側のバス停から人が流れてくるので、左から中央のエレベーター2基に向かうグランドフロア(1階)は、最も交通量が多く濃い緑色で示されています。
またエレベーターも人が乗りますので、縦に緑が濃くなっていますね。よく見ると、地下フロアに設置している地下鉄からの導線(人の流れ)も緑が濃くなっています。
販売系や飲食系のテナントは、通行量を特に重視しますので、バス亭から来る人や地下鉄から来る人を階段やエレベーターをどのように配置して、人の流れを制御するかというのもある程度は調整できると思います。(ただ、The Towerに比べると、その編はやはり貧弱ですが)
販売系・飲食系テナントは、実は地下にも設置できるので、導線やサービスの場所等をうまく考えながら、顧客をうまく誘導できるように考えてみてください。
Elevators:エレベーター
エレベーターは、エレベーターに近いほど緑が濃くなり、遠いほど緑が薄く示されます。
「エレベーターに近い方がいい」というテナントと、「エレベーターから遠い方がいい」というテナントがあるので、それぞれの希望に合わせて、上手に設置してあげましょう。
Noise:騒音
騒音は、飲食系と販売系のテナントが最も大きな騒音を出し、一部のサービスも騒音を発生させます。
※赤色が濃い所が、騒音が酷い所。
前述した通り、上位のテナントになるほど騒音を嫌う傾向があるので、騒音を発生させるテナントは1か所に集中させるか、上位のテナントと離して設置するなどの必要があります。
試しに、フロアを繋げずに騒音の抑制効果があるのか試してみましたが(画像)、あまり関係ない様です。(残念)
Smells:匂い
匂いについては、飲食系テナントが最も強く匂いを発生させます。また、賃貸アパートの設置に必要となるゴミBOX、サービスのゴミプラントもわずかではありますが、匂いを発生させるので注意が必要です。
匂いについても、建物を切り離してもあまり効果が無い様です。(悲しい)
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Trash:ゴミ
ゴミは、ゴミの回収状況について画面上に表示します。
飲食系テナントや賃貸アパート、一部のサービスなどはゴミを同じフロアのゴミBOXやリサイクルBOXに廃棄します。
そのゴミについて、どこが回収できて、どこが回収できていないのかを画面上で確認することができます。
画面上に赤い色がついたまま、いつまでたっても消えない場合は、そのゴミがなぜ回収されないのかを確認する必要があるでしょう。
また、それぞれのゴミBOXやゴミの収集所には回収上限があります。ゴミBOXや収集所をクリックすると以下のようなインフォメーションが表示されます。
※リサイクルBOXをクリックした例
Recycling stored:50% とは、「BOXの50%分リサイクルゴミが入ってます」という意味です。
50%を超えると画面上で赤く表示され、専門のスタッフが回収に向かうようです。
赤い表示がなかなか消えない場合は、収集所を増やす等してスタッフを増員する必要があるでしょう。
Grime:汚れ
さて、最後の「汚れ」について。「汚れ」も他のものと同じように、画面上で赤く示されます。
「汚れ」どのテナントも嫌うので、取り除かなければならないポイントとなるものですが、実はコイツが一番厄介で複雑なんです。
まず大前提として、どのテナントも必ず「汚れ」を発生させます。しかし、この「汚れ」は完全に除去できるものではありません。(※テナントを追い出せば、強硬手段ですが除去できます)
なぜならば、下位のテナントは「部屋は汚れるもんだ!クリーニング?ばかばかしい!」と考え、「クリーニングサービス」を頼まないからです。(スモールオフィスとかね!)その為、スモールオフィスの周辺などは常時汚れが発生します。
また、オフィスや賃貸住宅のクリーニングが入っても完全に汚れを除去できる訳では無い為、薄く赤色が残ったりする場合もあります。ですので、汚れが少ないビルにしたいのであれば、「クリーニングサービス」を使用しない下位のテナントを徐々に排除していくなどの方法で、洗練された高級オフィスビルを作るしかありません。
ついでに「改修」も覚えておこう
そしてもう1点、どのテナントもある程度時間が経つと、内部がボロボロになり「改修」(まぁ部屋の修理みたいなもの)が必要になります。
※ぼろぼろになった部屋。雨漏りか壁紙が剥がれたのか、汚くなっている。
こうなるとテナントの評価が下がり、そのままある程度過ぎると、テナントが不満を持って出て行ってしまいます。
そうなる前に、メンテナンス(改修)を行う必要があります。大家の義務って奴です。
メンテナンスを行うためには、事前に「建築メニュー」の「Building Staff」から「メンテナンスオフィス」を建築しておきましょう。
※白丸が「メンテナンスオフィス」、その右が「大型メンテナンスオフィス」。「メンテナンスオフィス」は最初から建設できる。
また、影響力を獲得していくつかのアンロックを解除すると、1日の終わりに自動的にテナントを改修してくれる「大型メンテナンスオフィス」がアンロックできるようになります。「大型メンテナンスオフィス」をアンロックするまでは、手動で改修ボタンを押す必要があるので注意しましょう。
改修の方法ですが、テナントを個別に改修したい場合は、対象のテナントをクリックしてインフォメーションの中から、「スパナ」のマークをクリックしましょう。メンテナンススタッフが現場に急行し、改修作業を行います。
一度にまとめて改修したい場合は、「メンテナンスオフィス」をクリックして、「Renovate ~ total tenants」をクリックしましょう。
また、「大型メンテナンスオフィス」には、「Automate renobation」というチェックボックスがあるのでチェックしておくと、自動的に1日の終わりに改修作業を行ってくれます。
注意:画像は「大型メンテナンスオフィス」のものです。通常の「メンテナンスオフィス」にはチェックボックスはありません。
ちなみに・・・・、次回こそ記載しますが、「大型メンテナンスオフィス」のアンロック条件は、
①「ビルディングマネージャー」のオフィスを建設する
②影響力メニューの「Operations」の「Optimize Maintenance」をアンロックで、建設できるようになります。
まぁ、影響力についての詳しい内容は次回の記事でお伝えします!
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執筆:Kagoshiman
Photo:Trend Japan
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