今年になってから、日本ではすでに無くなったとされる「はしか(麻疹)」が、空港やイベントの会場などで感染者が増加しています。
関西空港の感染した人が、幕張メッセでのコンサートやアニメのイベントなどに参加し、拡散された恐れがあることが話題になりました。

「はしか(麻疹)」の症状とは?

はしかという病気は、ウイルスによって10~12日の潜伏期間を過ぎてから「熱や咳、鼻水などの風邪の症状」が現れます。高熱が2~3日間続いた後に「顔や体に発疹が出る」のが代表的な症状です。

さらに重症となると、肺炎などの合併症を起こして死に至ることもあります。
感染力が強く、「咳などによる感染」や「触るだけの感染」など、免疫の無い人は高確率で感染する恐ろしい病気です。

「はしか」に感染し脳炎になった一人の若者は数ヶ月の間、意識が戻らず、最終的に両足に後遺症が残りました。

「ワクチンを接種していれば問題無かったのに、しなかったことでこれだけの後遺症が残るとは思わなかった」と彼はそう話しました。

「はしか(麻疹)」の治療法は?

実は「はしか(麻疹)」に対しての特効薬はありません。

病院から処方される薬は、「咳止めと解熱剤と抗生物質を処方する」という対処療法で治療を行ないます。
万が一、「はしか」と思われる症状が現れた場合は、市販されている薬を飲んで直そうということはせずに、まずは病院に相談する事が重要です。

予防接種の重要性

「はしか」は、マスクや手洗いで予防することはできません。「はしか」の最も有効的な予防法は、やはり「予防接種」です。
現在、はしかの予防接種は定期的に実施されており、「1歳児」、「小学校入学前の1年間の幼児」、「中学1年生」、「高校3年生相当の年齢の人」を対象に実施されています。
1990年以降に生まれた人は、定期接種としてはしかのワクチンを2回接種していますが、それ以前に生まれた人は1回だけしか接種していない可能性がある為、免疫が弱く感染する可能性が高くなっています。

まとめ

関西空港から始まった「はしか」の感染拡大は、感染力が非常に高く、多くの人が関心を持っている話題です。

今年報告された麻疹の患者の32人のうち、9割の患者は「はしかのワクチン接種したことがない人」が占めており、すでに幼少時代などに「はしか」感染したことがある人については、生涯免疫があるのである程度安心できると思われます。

ワクチン接種の対象となっているお子さんには、しっかりと対策を行い、人ごみなどの場所ではマスクをつける、症状が出たらすぐに病院に相談する等、十分に対策を行ないましょう。

 

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